
男の子ママで元保育士のKABです。
心が満たされるとポジティブになりますよね!
美味しいものを食べた時、たくさん眠れた時、家族と過ごしている時だったり
今回はお子さんが心が満たされるためにすぐできる習慣を紹介したいと思います。
心が満たされるには承認することが必要になってきます。
承認する(アクノリッジ)とは?
子どもの存在自体を認めること

承認と言われると難しいですが、あなたのことを見ています!わかっています!という意味ですね。
なぜ承認が必要なのか??
アメリカの心理学者アブラハム・マズロー氏は「マズローの欲求段階説」の自説の中で、人間には5つの基本的欲求があり、他人からの承認(尊重)の欲求も大切な基本的な欲求の1つとしているとのことです。
人間の原始的欲求とは生まれてから
1つの段階が満たされると次の欲求が生まれてくるので、より高い人間性が育まれるためには自分という存在が認められて、信頼されて、尊重されることがとても大切なのです。
承認する方法とは?(存在そのものを受け止めること)
①挨拶をする
「そこにいることがちゃんとわかっているよ」
と朝、おはようと言うだけで存在を認めていることになっている。
挨拶の時に、子どもの名前を呼ぶとより承認が心に響きますよ
②観察して伝える
「今日ははやくかえってきたね」
「髪の毛さっぱりしたね」
「可愛いお洋服だね」など
外見の観察をあえて口に出して伝える事は
「あなたのことに関心を持っている」というメッセージになる。
③良い成果を指摘する
「最近〇〇頑張っているね」
「お約束守れて片付けられたね」など良い事実をそのまま伝える。
気持ちを伝えたいときアイメッセージを使うと押し付けにならない
④ありがとうという
ありがとうという5文字って簡単ですが、最大のアクノリッジ承認になります。
思っていても言葉に出さないと伝わらないので、何かしてもらったら言うようにしましょう。
⑤笑顔を見せる
少し笑顔を見せるだけで、
「承認されている」
「愛されている」と感じ安心するので、
素直に聞き入れてもらえることになる。
⑥一緒にアクティビティをする
相手のために時間を割くこと自体が承認ですよね。
好きなことをしているときは気持ちがオープンになるので、
一緒に遊びながらの会話はいろいろなことを知れるチャンスに繋がります!!
⑦何かを任せる
「〇〇ちゃんは〇〇が上手だからお願いしてもいいかな?」など
お手伝いをお願いしてみましょう!
承認後、頼まれると本当に認めてもらっているという実感を得られます!!
またお手伝いしたい!という意欲にもつながりますよね。
⑧相談する
「今日の夕ご飯何にしようか?」
「どっちの方がいいかなあ~」など
小さいお子さんでも意外な考えや提案を持っているので、
子どもへの認識も変わっていき、子どもを承認することがどんどん容易に楽しくなると思います。
承認することでさらに出来ることとは?
リフレーミングできるようになる
リフレーミングとは?
すでにあるフレームを外して、新しい物をかけること
物事を違う方法で認識することができる いろいろな見方、客観的にみれる余裕が生まれる。
短所だと思っていた部分を長所と考えられたり、ポジティブな方向から子どもを捉えられる!!

私はこれを意識するようになってから子どもだけでなく、自分の言動もポシティブになってきました!
子どもの変化や気持ちをキャッチできるようになる
子どもの小さな気持ちの変化や隠れた興味などにキャッチできるようになるので、
傾聴、共感だけでなく、承認の行動をし続けることで手応えを感じられます!
長所がたくさんあげられるようになりますよ
ピグマリオン効果が得られる
ピグマリオン効果とは?
教育心理学用語で「教師や親の期待によって児童の成績などが向上する効果」です。
子どもの良い部分を日々承認することでその期待に添えるよう、良い部分をのばしていく
実際にテレビで金八先生やルーキーズなどでもありますが、
先生たちは子どもたちを信じていますよね。
私も今まで保育士として担任する子はもちろん、持ち上げでずっとみていた子は
本当に自分の子のように接してきましたから、何かトラブルや問題が起きたとしても信じて、
認めてきたからこそ、自信や向上心、様々な意欲を持って育っていく姿を見れました。
おだてる、褒められることから来る害から守られる
褒めすぎたり、おだてることが当然になって怠けることがあるのでは?
と感じる方もいるかもしれませんが、
子どもの存在自体、その行動を認識して認める行為をしていけば、害になることはありません。
まとめ
お気づきになられた方もいるかと思いますが、この8つのことって自分がされてうれしいことじゃありませんか?
この8つを習慣にすることで親子ともに穏やかに過ごす事が出来ます!
この習慣を意識して行って心が満たされるよう、お子さんをよく観察し、よく理解して一緒に子育てを楽しんでいきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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