【誰でも個性は伸ばせる】4つの優位感覚とソーシャルスタイル理論とは?

♡育児♡
KAB
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こんにちは!

 

保育や子育て、仕事をしていると

いろいろな子どもや人がいて関わり方に悩んでいる方多いと思います。

 

それぞれのタイプの素質や見方を知ることで大らかに接すことが出来るので紹介したいと思います。

 

 

十人十色という言葉があるように、

いろいろな考え方や性格のひとがいますよね!

自分と同じような考えだなと思う人も言えば、

全然理解できない考えや言動ってあると思います。

子どももほんと同じ子って一人もいなくて、活発な子、静かな子、慎重な子・・・

様々な姿があって本当に面白いですし、それが悩ましくもあったりしますよね。

教育の現場や子育ての場面で子どもの理解や傾向を知る上でとても興味深い優位感覚についてお伝

えしたいと思います。

【誰でも個性は伸ばせる】4つの優位感覚とソーシャルスタイル理論とは?

優位感覚とは?

個々の人間の中で優先されている感覚(よく使う感覚)で主に4つに分けられます!

① 視覚優位

考え方や感じ方の中で視覚が優先されるタイプ

学習時 図やチャート表など目で見渡せるものを使って学習するのを好む

ゲーム、テレビ、漫画、本、イラスト→将来の計画、時間の管理が得意

言葉だけで説明されると混乱傾向 メモにしたり、文章にしたもので理解しようとする

視覚優先されているため見ているだけで十分満足→引っ込み思案、おとなしい、活動的でないと誤解されがち

② 聴覚優位 

音を優先させるタイプ

学習時 講義を聴くだけで多くの事が理解でき、教科書を音読で覚えたり、人の発言をよく覚えて繰り返す得意

音楽に興味を示す(音に敏感)大きな音がすると他感覚優位の子どもと比べて集中できない

音を楽しんでいるので活動的に見えるが、考えをまとめたり、長期的な計画を立てるのが苦手な子もいる

③ 体感優位(触覚優位) 

体を動かしたり、実際に触れたりする感覚が優先されるタイプ

体を動かすことで理解したり、自分のものにできる

学習時 実験などいろいろいじりながら理解するのが得意

体を動かしながらだと記憶しやすい特徴を持ってる

説明書をみるのが苦手 体感は優先されるのでしばしば落ち着きがないと思われがちなので

誤ってADHD(注意欠陥多動性障害)や学習障害と診断されてしまうこも・・・

④ 言語感覚優位 

言葉に置き換えて理解するタイプ

多くの事を言葉に変えて考えるため、理屈っぽいと解釈されることも

学習スピードがゆっくりに見えるかも

言葉そのものにこだわり、時間をかけて文章を書くのが得意

頭の中で非常にたくさんの言語思考が働いているので、言語が優先だが発言が苦手な子も

質問をして返答に困っている場合考えてないのではなく、

逆に考えすぎて思考がまとまらない状態

視覚優位 図形などを好むタイプ 画像にも強い興味を示す
聴覚優位 音を優先させるタイプ 音楽や人の話をよく覚えている
体感優位 体を動かして理解したり考えを消化したりするタイプ
言語感覚優位 言葉に置き換えて考えるタイプ ゆっくりかんがえる傾向

あの子はこのタイプだからそうなんだ!うちの子はこのタイプだ納得だ!など興味や苦手な傾向を知ることで、安心感が生まれますよね。

私自身は体感優位が強く、息子も同じタイプが強いかなと感じますが、こちらは大雑把に4つのカテゴリーに分けてあるので、必ずとも当てはまらなかったり、いろいろな感覚が同時に優先していることもあるので、参考までにしてみてください。

親子や先生や生徒さんの優位感覚が一致している場合は、気が合いお互いを理解しやすかったりしますが、優位感覚が違ったりすると、ぶつかり合いが起こったりすることも…

このカテゴリを知ることで今こんな風に感じてるのか!そういう考えもあるのか!と周りが見えてきて自分もおおらかな人に感じられる事と思います。笑

優位感覚と同じく人間の行動傾向を理解するカテゴリー分けが出来るソーシャルスタイルというものもあります!

こちらはビジネスシーンでの円滑なコミュニケーションをはかるために利用されているものを紹介したいと思います。

ソーシャルスタイル理論とは?

人が習慣的にとる行動の傾向を4つのカテゴリーに分けられる。

その中で人の行動傾向には2つの度合いがあり、

自己主張度 自分の意見を通すor周りの意見を優先するか
感情表現度 感情を表に出しやすいor内に抑えるのか

4つを組み合わせることで下記4つのソーシャルスタイルが生まれます!

アナリティカル理論型

粘り強く、慎重で理論を優先→おとなしく、気難しく見えるかも

あまり話さず、何を考えてるかよくわからない 一人でよく考え、じっくり時間をかけて結論を構築するタイプ

応答を急かしたりせず、充分に分析する時間を与える。クローズドクエスチョンを使っても〇

ドライビング行動型

競争心や独立心が強い行動型 成果や成績にこだわり、他人と比べたがる主導権を握りたがる

感情表現度は高く、少し攻撃的に思えることも 話をさせてあげることが大切

単刀直入な質問やアドバイス〇 人の話を聞かない短所もある 粘り強く繰り返し提示する必要ある

エミアブル友好型

周囲の気持ちを優先させる、世話好き 個人プレーよりたくさんの人間と関わる活動が好き

相手に合わせて友好的になったり、静かになったりするが本人の本当の感情は外には出さない

周囲に気遣うあまり、相手の喜びそうな反応や答えだけを言いがち

本当の気持ちを引き出すためにさらに質問したり時間をかけたり承認して掘り下げる必要がある

エクスプレッシブ直感型

感情豊かで主張が強いタイプ 熱中しやすく冷めやすい直感的

周囲から認められているか強い関心があり、表面的にわかりやすい

感情表現度高く、思っていることがすぐ顔や態度にでる

せっかちで行動も決定も早い すぐに解決や結論に結び付けたがる

いろいろな見方があることを質問して本人が通常たどり着かない深淵な思考に導く必要

思い付きではなすこともあり脱線しすぎるときは質問を利用し論点に戻す

 

KAB
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こちらも心理テストなど好きな方はとても興味深く感じたと思います!

(わたしも心理テストやクイズだいすきなので)

ちなみに私自身はエミアブル友好型で

息子はザ!エクスプレッシブ直感型です。

みんな違って、みんないい!!

金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の詩にもありますが、性格や考えが全く同じなんてひとはいないし、同じじゃないから、ぶつかり合いや喧嘩などもでてきます。

思考や傾向を知ることで「こうゆう考えがあるからあの人はこうなんだね」と人を受け入れられるようになります。

違うから、同じにしようじゃなくて、無理をせずに、認められたらいいですよね

自分も機嫌が悪い時など受け止められないこともあります。

ですが、自分に関わるひと達には良いところをたくさん見て、長所を伸ばしてあげたいなと思いました。

こちらの傾向を参考に教育の場やご家族で話し合うのもいいですね!

 

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