
男の子2人のママのKABです。
2人目を出産後に下腹部に違和感があるので病院へ受診したとき感じた体験談をご紹介したいと思います。
私は生理がはじまってからずっと生理不順でした。学生時代、社会人さまざまなストレスを抱えてきて半年生理がないなんてこと良くありました。
結婚して2年経ったころ妊活を始めようということになり、生理不順のため産婦人科に受診し上手く排卵されていないとのことで排卵誘発薬やホルモン注射をし、タイミング法ですぐに授かることが出来ました。
当時は特に診断されていませんでしたが、今思うと元々多嚢胞性卵巣症候群だったのかなあと感じるようになり、いろいろ調べてみました。
同じような体験をされた方やこれから妊活をされる方や産後のママたちの参考になったら幸いです。
多嚢胞性卵巣症候群とは?
多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいしょうこうぐん)は、卵巣で通常より多くの男性ホルモンが分泌されることによって卵胞(卵子を育てる袋)の成熟に時間がかかり、排卵しにくくなる症状です。
そのような状態になる原因ははっきりしておらず、内分泌や糖代謝などに関する体質的なものなのではないかと考えられています。
排卵しにくいため、不妊の原因ともいえます。体外受精では複数の卵子から受精卵を選択することも可能です。

私は今まで婦人科へ通院してきて医師から断言されたことはありません。ネットで調べてみると病気という先生や体質と言った風に伝えられることもあります。
多嚢胞性卵巣症候群の症状と原因
症状
月経周期が長くなる・不規則になるといった月経異常が引き起こされます。また男性ホルモンが多いことから、にきびが増える・毛深くなる・体重が増えるなど全身にさまざまな症状が現れる特徴があります。
日本では比較的多毛や肥満は少ない特徴があります。
原因
多嚢胞性卵巣症候群の原因には諸説ありますが、はっきりした原因はわかっておらず考えられるものは以下になります。
・ホルモンの分泌量が増加
・女性ホルモンのバランスが崩れる
・遺伝的な形質や生活習慣・環境要因
私が2回の妊娠で行った治療
長男のときは最初に生理を起こす薬デュファストンを服用しました。これは黄体ホルモン剤で1日に2錠朝、夜2回を5日間服用したあとに生理がきました。
生理がきてからまた受診してプラノバールを1日1回夕食後に1錠飲みました。
そこから生理も安定してきて毎月くるようになり、排卵を起こすホルモン注射をして、タイミング法で妊活を始めた月に妊娠することが出来ました。
次男の時も生理はほぼ毎月きていたものの、生理周期が51日と長くなったこともあり、(通常は28日~35日ほど)排卵を起こす薬クロミッドを服用して、タイミング法で2回の通院で妊娠することが出来ました。

最初は産婦人科へいくのは勇気とプライドがあったり、薬を服用することで副作用により眠気や吐き気、むくみにより太ったりしますが、今となっては行動を起こして前に進むことで早く子どもを授かることが出来たので良かったです。
なぜ多嚢胞性卵巣症候群と感じたか
第2子を出産してから1年経とうとしていた時に産後半年で生理がきてからその後はこなくなり、下腹部に違和感があったため子宮頸がん健診を産婦人科を受診しました。
そこでエコーを撮ってもらうと小さい卵胞がぼこぼこあるのが見えて、今回はまだ授乳をしているので上手く排卵されていないのかもしれないと言われました。
授乳をやめて生理が来なかったらまた受診してくださいと言われ、子宮頸がん健診の結果も郵送できて異常がなかったので今は様子をみています。
エコー画像は卵胞が連なってネックレスサインになっていました。前々から多嚢胞性卵巣症候群という言葉は聞いたことがあって知っていたのでみたことある画像で明らかとなりました。
まとめ
今回は病院では診断されていないけど、実際の経験や病院を受診して自分は多嚢胞性卵巣症候群であることをエコー画像をみて改めて実感しました。
多嚢胞性卵巣症候群の根本的な治療方法や完治のための薬はありません。日々の生活の中で多少改善することはあっても、完治することはほぼないとのことです。
ですが私のように生理不順で自力で排卵することが難しくてもホルモンの薬や注射など医師による適切な処置をしていくことにより、妊娠しやすい体を作り、無事に妊娠、出産することが出来たので悩んでいる方や妊活を頑張ってらっしゃる方に少しでも励みになれば幸いです。
自分が不妊の原因なんだ…と責めて落ち込むこともあると思います。
私も周りどんどん妊娠していき、焦りと取り残されているという気持ちで毎日のように泣いたり、夫に当たったりしてきました。
妊活は1人でするものではないので、パートナーの方に悩みや不安を打ち明けで一緒に前向きに進んで欲しいです。
コメント